「建物」は「人」と同じく、経年すると共に、なにがしかの不都合・
不具合が生まれてくるものなのです。
「人」の場合は、掛かり付けのお医者さんに定期的に診察して もらう。或いは、定期検診にて不具合を発見してもらい対処し
健康を維持できます。
「建物」の場合は長期間点検することもなく放置され、不具合が あっても見過ごされ、どうしようもない状況になって初めて手当て
しているのが実情のようです。
しかし、建物は材料の特性上人よりも早く劣化が進む傾向にあり、 特に塗装面は劣化しやすい環境にあるので塗替時期の目安が
ほぼ立てられています。
そしてその目安期間に達しなくても、その他の不具合(漏水、腐食、 剥離、施工不良)等々により、早い時期に修繕することが必要に
なることも多いのです。
人の身体と同じく、不具合の状態を長く放置すると思わぬ大事となり 予想以上の出費につながるケースは多いのです。
ですから専門家による定期建物調査は本来必要だと思います。
その調査結果に応じて、必要な時期に、自己資金に見合った範囲を 計画的に対処されることは、貴重な建物を長く維持する最善の策です!
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「上塗り塗料」一般建築塗装用では、屋根用、外壁用、内部用に区別されます。また、屋根、外壁、内部用の中で塗装する対象物により塗料が区別されています。
アクリル樹脂塗料 | 塗替えの目安 6~7年 一般的に幅広く使用されている比較的安価な塗料ですが、外壁塗装においては耐久性は、低い。 |
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ウレタン樹脂塗料 | 塗替えの目安 8~10年 付着性に優れ、仕上がり感、耐久性もアクリル樹脂塗料より優れた塗料。 |
シリコン樹脂塗料 | 塗替えの目安 13~15年 耐熱性、耐候性に優れウレタン樹脂塗料よりも更に高い耐久性があります。 |
フッ素樹脂塗料 | 塗替えの目安 15~20年 耐候性、耐久性にも優れ安心のおける塗料ですが高価なのが難点です。 |
無機系塗料 | 塗替えの目安 15~20年 艶消しタイプで上品で落ち着いたイメージに仕上がります。 耐熱性、耐候性、耐久性に最も優れ、安心のおける塗料ですが高価なのが難点です。 |
「塗料の選択」は
立地条件や傷み具合などの検討を重点に施主様の求められる耐久年数も考慮に入れて決定されます。必ずしも水性系、溶剤系で使用する部分が決 まっているわけではありませんが、環境を顧慮して水性系を求められることも少なくありません。また各塗料には上・中・下と塗料のグレードがあります。たと えばシリコン樹脂塗料と書いてあるからといって必ずしも良い塗料とはいえないのです。またカタログや材料缶に「シリコン」と明記されていても、1万円以下~3万 円以上する物まであります。セラミック塗料もシリコン樹脂塗料同様、1万円~10万円以上する物までさまざまです。見積り価格が安ければ、塗料も安い物を 使うことになりますがこれは当然だと思います。(セラミック塗料:セラミック成分をウレタン、シリコン、フッ素樹脂塗料に配合した塗料)
現在 主流の低汚染型塗料も、汚染機能を発揮するのに塗装後2~3ヶ月(塗料が完全乾燥する期間)かかる塗料から、塗装完了後から低汚染機能が働く塗料まで、無機系塗料のように徐々に性能が向上し続けるなど多くの選択肢が存在し、塗料を選ぶのに困惑する事も多いのです。
「下塗塗料」とは
上塗り塗料の吸い込み防止調整として、新しい「上塗り塗料」が旧塗装膜との密着を良くするために使用する塗料です。
水性シーラー | アクリル樹脂塗料で一般的に塗替えなどに使われます。 |
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水性弾性フィーラー | 特殊合成樹脂塗料でモルタルなど、細かなヒビ割れにも追従性が有り塗装表面に割れが出にくい塗料です。しかし、上塗り塗料も弾性系塗料を使用しなければなりません。 |
溶剤型シーラー | 特殊変性樹脂塗料で塗替えをするとき旧塗装膜への密着に優れています。一液型、二液型のエポキシ樹脂系もあります。 |
建物診断→ご提案→お見積り | ご契約 | ご近所挨拶 |
お客様のお住まいを、
無料にて診断させていたきます!
その際、お手持ちの図面をお借り
頂ければ助かります。
調査結果に基づき、お客様とご相談
の上でリフォームプランを ご予算に
合わせてご提案させて頂きます。
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ご予算・ご要望に沿った
お見積りを元に契約書を作成。
ご注文をお受けいたします。
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工事に取り掛かる前に、ご近所様へ
弊社にてご挨拶を致します。
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施 工 | 工事完了前確認 | 完了・お引渡し |
確かな技術に基づき、隠れた不具合
をも 点検しながら安心・安全施工で
工事を進めさせて頂きます。
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お客様立ち会いの下で検査実施。
①足場解体前実施・・・ ②全ての作業完了時実施・・・
もしも気になる点がございまし
たら、何なりとご指摘頂きます。
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工事終了後もお気軽に
ご相談いただきます!
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